VCB(VMware Consolidated Backup)第1回~概要~

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最近、仕事でVCBという物に触れる機会がありました。
中々面白い機能だったのでVCBについて書いていこうと思います。


VCBとはVMware社が提供しているVMware Consolidated Backupという
ESXServer環境での仮想マシンのバックアップソリューションです。
VCB自体にはバックアップ機能は無く、VCBに対応したバックアップソフトウェアと
組み合わせてて使用することで仮想マシンのバックアップを実行出来ます。

 

◎VCBを利用する利点
・各ゲストOSにバックアップ・ソフトウェアのエージェントを導入する必要がない。
・各ゲストOSの仮想ディスクをオンライン・オフライン共にバックアップできる。
・ネットワーク帯域に負荷をかけない。
・VMware ESX Server本体の負荷を減らせる。

※独立型の仮想マシンはVCBでスナップショットが作成出来ない為、VCB利用不可
※クラスタに所属する仮想マシンは仕様によりVCB利用不可

 

◎VCBを利用するにはバックアッププロキシと呼ばれる以下の要件を満たしたサーバを用意する。
・バックアップソフトウェア(BackupExecやNetBackup等多数)
・VCB
・バックアップソフトのVCB統合用モジュール
(これ等を組み合わせたサーバを、バックアッププロキシと呼称している。)

 

◎バックアッププロキシから仮想マシンのバックアップを実行すると・・・
VCBがvCenter又はESX Serverにスナップショットの実行要請をし、
バックアッププロキシに仮想マシンをファイルレベル、仮想マシン(VMDK)レベルでマウントを実行します。
そしてマウントされた仮想マシンをバックアップソフトウェアを利用してバックアップを実行します。
バックアップ後、最後にVCBがマウントを解除します。

補足
・ファイルレベル ...ファイル単位のバックアップはWindowsのみ対応。
・仮想マシンレベル...WindowsとLinuxのどちらもバックアップ可能。

つまりVCBは効率的にバックアップを行う為の手助けをする役割を持ちます。

 

◎リストアについては、バックアップ時の要件により随分と変わってくる
・ファイルレベルで取得した場合、
リストアには仮想マシンにバックアップエージェントをインストールし、
エージェントを利用してファイルリストアを行う必要がある。(エージェントのインストールが必要になってしまう)

・仮想マシンレベルで取得した場合、
VMware Converterを使用して、仮想マシンレベルのバックアップデータを
ESX Serverへインポートする事でフルリストアが可能。(障害発生時の復旧等に向いている)


ここまで概要について書き綴ってきましたが、
次回は実際にバックアッププロキシを検証導入してみようと思います。


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