vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その12~ VMware HA ~

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今回は、VMware FTの設定をおこなう為の準備として

VMware HAの設定をやっていきます。

 

VMware HAとは、クラスタ内ESXホストで障害が起こった際に

仮想マシン単位でフェイルオーバーをおこなう為の機能です。

 

使用場面としては

計画停止にはVMotion

計画外停止にはVMware HA

と一般的に使い分けられているようですね。

 

 

VMware HA参考サイト

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071002/283607/?ST=virtual&P=1

 

 

今回の手順としては

HAの設定をする為には、まずクラスタの設定をしなければなりません。

ですのでまずは、クラスタの作成→HA設定の流れでやろうと思います。

 

 

◆準備すること

 

1.以下の条件が満たされていること

 

VMware vCenter Serverが導入されている

2台以上のVMware ESXが導入されており、各ESXVMware HAのライセンスを保有している

・共有ストレージ装置が構成されており、仮想マシンは共有ストレージ上のデータストアに格納されている (共有ストレージ装置との接続方式として FC SANiSCSI SANもしくはNFS が利用可能)

DNSが正しく構成されており、vCenterと全ESXのサービスコンソールは互いに名前解決を行うことができる

・各ESXに構成されているホスト名と、DNS側にて登録されているホスト名が一致している

・各ESXにおいてService ConsoleGatewayアドレスが正しく設定されており、Gatewayとの間でICMP ECHO ping相当の通信)のやりとりが可能(Gatewaypingに応答すること)

 

2.クラスタを組むESXホスト同士でVMotionが可能な環境であること

 

VMotionの条件については以下を参照

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その8~ VMotion実行 ~

 

 

◆手順

 

クラスタの設定

 

(1). vSphere Clientを起動してvCenter Serverへログオン

 

 

(2). クラスタを作成するデータセンターの右クリックメニューから「新規クラスタ」をクリック

HA01.JPG

 

 

(3). 新規クラスタウィザードが起動したら、クラスタ機能画面で、クラスタ名を入力して

     VMware HAをオンにする」にチェックを入れて、「次へ」をクリック

HA02.JPG

 

 

(4). VMware HA画面では、以下を設定して「次へ」をクリック

・アドミッションコントロールポリシー:クラスタ内で障害を許容するESX ホストの

台数を指定します。(今回は検証なので「1」にしてます。)

   ・アドミッションコントロール:障害が発生したときに、フェイルオーバー先のESXホスト

     に追加の仮想マシンを起動するだけのリソースがなかった場合の動作です

HA03.JPG

 

 

(5). VMware HA:仮想マシンのオプション画面では、フェイルオーバー時の仮想マシンの

   起動優先順位をプルダウンメニューから選択出来ます。

HA04.JPG

 

 

(6). VMware HA:仮想マシンの監視画面では、仮想マシン単位での障害を検知する

   レベルを設定出来ます。監視感度を「低~高」から任意で選択して「次へ」をクリックHA05.JPG

 

 

(7). VMware EVC画面では、「EVCを無効化」を選択して「次へ」をクリックHA06.JPG

 

 

(8). 仮想マシン スワップファイルの場所画面では、「仮想マシンと同じディレクトリに...」

   を選択して「次へ」をクリックHA07.JPG

 

 

(9). 準備の完了画面では、設定内容を確認して「終了」をクリック

   (ウィザード終了後データセンター配下にクラスタが作成されます。)

HA08.JPG

 

 

(10). クラスタが作成されても、まだクラスタ内に所属するESXホストが無い状態です。

   クラスタに所属させるESXホストを、作成したクラスタへドラッグ&ドロップすると

   ESXホストがクラスタへの配下へ移動します。(クラスタ対象すべてで繰り返す)HA09.JPG

 

 

(11). 次に、クラスタの右クリックメニューから「設定の編集」をクリックHA10.JPG

 

 

(12). クラスタの設定画面で、手順(5)(6)でおこなった設定を、仮想マシン単位に設定

       出来ますので用途に合わせて設定しましょう。設定終了後「OK」をクリック

 HA11.JPG 

 

以上でVMware HAの設定は完了です。

 

 

これでVMware HAはなんとかなったので

次回はいよいよVMware FTと動きについてやろうかと思います。

乞うご期待!!

 

 

 

これまでのあらすじ

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その1~ vSphere 4のインストール ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その2~ vCenter Serverのインストール ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その3~ vSphere Clientのインストール ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その4~ ESX 3.5→4.0へのアップグレード ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その5~ ESXホスト追加および設定 ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その6~ 共有ディスク(iSCSI)接続 ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その6.5~ ゲストOS作成... ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その7~ ゲストOS作成 ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その8~ VMotion実行 ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その9~ P2Vの為の準備 ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その10~ P2V実行 ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その11~ Storage VMotion ~

vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その11.5~ VMware FT ~

 

 

 


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