これまでESX 4.0でVMotionの為の準備をしてきたわけですが、
今回は、いよいよVMotionの実行です。
◆VMotion実行の条件
1.以下の条件を満たした構成であること
・移行元、移行先の両ESXホストがVMotionのライセンスを保有していること
・移行対象ゲストOSは共有ストレージ装置上に格納されており、
そのデータストアは移行元、移行先の両ESXホストより共有されていること
・移行元、移行先の両ESXホストにおいて適切にVMotion用ネットワークインターフェイスが
構成されていること(※ネットワークでVMkernelを追加)
・移行元、移行先の両ESXホスト間においてCPUの互換性があること
・移行対象ゲストOSが利用しているネットワークへの到達性が、
移行先ESXホストにおいても確保されていること。
またそのネットワークは同一のネットワークラベル名にて構成されていること
・移行対象ゲストOSの構成が移行元ESXホストに依存する構成になっていないこと
・移行対象のゲストOSにVMware Toolsがインストールされていること
※VMkernelネットワークについては、こちらを参照
vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その5~ ESXホスト追加および設定 ~
これまでの構築でVMware Tools以外の準備は出来ているはずなので、
今回はVMware Toolsのインストール~VMotionの2本立てでやっていこうと思います。
◆手順
VMware Toolsのインストール
(1). 起動中のゲストOSを右クリックして、「ゲスト」→「VMware Toolsのインストール」をクリック![]()
(2). ようこそ画面では、「次へ」をクリック
(3). セットアップタイプ画面では、「標準」を選択して「次へ」をクリック
(4). ![]()
(5). インストールが完了したら、「完了」をクリックした後、ゲストOSを再起動します。
これでVMotionの準備は完了です。
VMotion手順
(1). 移行対象のゲストOSの「サマリ」タブのコマンド欄:「移行」をクリック
(2). ![]()
(3). ターゲットの選択画面では、移行先のESXホストを選択して「次へ」をクリック![]()
(4). VMotionの優先順位画面では、
「最適なVMotionパフォーマンスのためにCPUを予約」を選択して「次へ」をクリック
(5). ![]()
(6). 下のタスク表示にVMotion実行状況が表示されます。![]()
(7). VMotion実行状況が「完了」の表示になったらVMotion成功です。![]()
(8). 移行先ESXホストの「タスクおよびイベント」→「イベント」を確認することで
VMotion実行のログを確認出来ます。
これでやっと目標のVMotionまでは出来ましたが、ここまでESX4.0を触ってきて、
使用感はESX 3.5とほとんどといっていいほど変わり無かったですね。
ですのでまだ触っていないという方は気軽にやってみては如何でしょう。
4.0からの新機能についてもやってみたいんですが、
まだ英語マニュアルが読めておりませんのであしからず。(汗)
というわけで次回は、Storage VMotionやP2Vに手を出していこうかなと思います。
乞うご期待!!
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そういえば、まだ原因は解りませんがゲストOSのコンソールタブの接続が
度々切断されてしまうのが気になりましたね。
あと、ESX 3.5にあったSATA HDDにインストールできないといった問題が解決しているそうで、
今回のESX 4.0をインストールしたML115もSATA HDDでやりました。
これまでにESX 3.5をSATA HDDでインストール出来なかった方もESX 4.0ならと、
手軽に試せるのではないでしょうか。
これまでのあらすじ
vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その1~ vSphere 4のインストール ~
vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その2~ vCenter Serverのインストール ~
vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その3~ vSphere Clientのインストール ~
vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その4~ ESX 3.5→4.0へのアップグレード ~
vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その5~ ESXホスト追加および設定 ~
vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その6~ 共有ディスク(iSCSI)接続 ~
vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その6.5~ ゲストOS作成... ~
vSphere ESX 4.0 検証奮闘記 その7~ ゲストOS作成 ~
