ロードバランサのしくみ

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今回は、ロードバランサの動作のしくみについて説明します。

Webサーバ3台を負荷分散する場合、ロードバランサ(以下LB)はどのように動くのでしょうか。


~構成~
1台のロードバランサ(以降LBと表記)LBで3台のwebサーバを負荷分散します。
負荷分散用のアドレス(Virtual Server:仮想サーバ)を10.20.200.1とし、
このアドレスのURLを www.example.com とします。

LBのしくみ説明用big-ip構成図.jpeg

  1. クライアントがhttp:www.example.comへアクセスします。
    ※このときクライアントは実際のWebサーバではなく、
     LB上のVirtual Serverにアクセスしていることになります。

  2. LBはアクセスしてきたクライアントの情報を記録します。
     ※コネクションテーブルエントリを作成しています。
      エントリの項目は クライアント側クライアントアドレス、クライアント側サーバアドレス
      サーバ側クライアントアドレス、 サーバ側サーバアドレス、 仮想アドレス、 IPアドレス、
      プロトコルなどです。

  3. LBは3台のWebサーバから設定された負荷分散アルゴリズムに従って
    最適なサーバ(例えば172.30.200.1)を選択し処理を割り振ります。
     ※ここでは、仮想サーバ(Virtual Server)のIPアドレスから処理を割り振った
      実際のwebサーバのIPアドレスへNATを行います。

  4. 172.30.200.1のIPアドレスを持つWebサーバが実際の処理を行います。

クライアントから見るとLB背後のwebサーバとではなく
仮想サーバとだけ通信をしているように見えます。


次の記事では負荷分散の設定方法について説明していきます。




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