HotとCoolのそれぞれのメリット・デメリット

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こんにちは。

昨日に引き続きまして登場です。

クローニング技術には「Hot」と「Cold」なやり方があると書きました。

早速反響をいただきましたので私見を含め説明していきたいと思います。

 

「ホットクローニング」は現状稼働した状態のシステムであっても"原則"ごっそりと新しい環境へお引越しをすることが可能です。

古いサーバマシンにインストールされているOSからアプリケーション、そして稼働するシステムを"電源を入れた状態"であっても新しいサーバマシンへ移行させることができるのです。

これはまさしく「Hot」ではありませんか!

「鉄は熱いうちに打て」とは良くいったものです。

無停止フル稼働を要求されるサーバには持って来いのはずですよね。

 

しかし、移行作業中に当サーバに書き込まれるデータの保障はどうなのでしょうか?

検証をする価値のある内容であるとは思いますが、我々は未着手であり確証を得ておりませんが、移行中のディスクはVMwareがイメージングを作成しています。

イメージング作成中にDBへの書き込みが止まらない状態は想像するとゾッとしますよね。データの保障は胸をはってもできるとは言えません。

Webサーバであればユーザからのアクセスがあるたびにディスクにログファイルが書き込まれるはずです。

 

ディスクへの読み込むだけであるならば、この手段も有効でしょうね。

ただし、JP1やTivoliといった監視ツールをはじめ様々なバッチファイルが稼働しているならば、また話は変わってきます。

移行実施前にこれらの監視ツールをアンインストールすることが望ましいでしょう。

ハードウェア依存によるエラーログはどうでしょうか?

そうであれば作業前にはこれら原因と考えられるハードウェアをアンインストールしておくことだって考えておかなくてはいけません。

そうであれば、実施前に何らかが原因でサーバを再起動するのは当たり前かもしれません。

 

お客様が要求されるレベルにより、「Hot」を選択せざるをえないのであればまた別の対策が必要になってきます。

これこそ「Hot」の長所が生む短所でもあると思えませんか?

 

移行作業中はシステム稼働の停止及びアクセスをやめてもらうなりするのがやっぱり妥当でしょう。

 

ならば、サーバ一度停止してから作業を行う「コールドクローニング」と何ら変わりはないでしょう。

時間帯によってはサーバが稼働せずに電源がついたままの状態だってあるでしょう。

そうであれば、「cold」な方法はより確実に対処できるわけです。

 

そう、「cold」は「cool」でもあるのです。

冷たいわけではなかったのです。


双方の違いをまとめてみました。
(クリックすると拡大表示されます)


p2v_object01.jpg


ホットクローニングを実行する前にツールをインストールする必要があります。

Windows2000以前のOSを移行する場合、サーバに再起動を要求する場合もありますので気をつけてください。


図の中でサードパーティー製ツール等でイメージごとバックアップを取得してから作業をするほうが良いと書いてありますが、これは何らかの形でデータも含めて完全な形でバックアップを取得することを心がけたほうがよろしいでしょう。




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